こんにちは、いとう(@batatlife)です。
今回は、グレッグ・マキューン著『エフォートレス思考 』を紹介します。
この本は人生をもっと楽に、でも同時にもっと充実させる方法について語られています。
「えっ、そんな都合のいい話があるの?」って思いますよね。
実は、そんな素晴らしい考え方が本当にあるんです。
それが「エフォートレス思考」。
エフォートレス思考とは?
「エフォートレス思考」って一体何なのか?
簡単に言えば、「最小限の努力で最大限の成果を上げる」考え方です。
「エフォートレス思考は「どのように」やるかを極める技術だ。いちばん重要なことを、いちばん簡単なやり方でやる。そうすれば、余裕で思い通りの成果が出せる。」
つまり、ただがむしゃらに頑張るんじゃなくて、賢く働くってことなんです。
「働き方改革」なんて言葉が流行ってますけど、まさにそれを個人レベルで実践する方法と言えるかもしれません。
エフォートレス思考の具体例
では、エフォートレス思考を実際の生活に当てはめるとどうなるのか、いくつか例を挙げてみましょう。
「我慢」を「楽しい」に変える
嫌々やるよりも、楽しみながらやった方が結果も出やすいですよね。
例えば、ダイエットする場合。
無理に食べるのを我慢するんじゃなくて、おいしくて健康的な食事を探す楽しみを見つけるとか。
複雑なプロセスをシンプルにする
何かを始める前に「これ、もっと簡単にできないかな?」って考えてみる。
家事なら、洗濯物を畳むついでに次の日の服を選んでおくとか、ちょっとした工夫で効率アップさせる。
先回りして問題を防ぐ
「備えあれば憂いなし」ってやつです。
朝起きるのが辛い、、、
それなら、寝る前に服を選んでおいたり、朝食の準備をしておいたりすれば、朝の慌ただしさがグッと減りますよね。
エフォートレス思考を日常に取り入れるコツ
さて、ここまで読んで「なるほど!でも、実際にどうやって始めればいいの?」って思った人も多いんじゃないでしょうか。
エフォートレス思考を日常生活に取り入れるコツをいくつか紹介しますね。
- 優先順位をはっきりさせる
毎日やることリストを作るなら、本当に重要なタスクを3つだけ選んでみてください。
それ以外は「あったらいいな」くらいの気持ちで。
これだけで、やるべきことがクリアになり、ストレスも減りますよ。 - 「NO」と言う勇気を持つ
あれもこれもと手を広げすぎると、結局何も達成できません。
自分にとって本当に大切なことに「YES」と言うために、それ以外のことには丁寧に「NO」と言おう。 - 自動化できることは自動化する
毎日同じことを繰り返すのは時間の無駄。
例えば、請求書の支払いを自動引き落としにしたり、よく使うメールの文章をテンプレート化したりするだけで、驚くほど時間が節約できます。 - 完璧を求めすぎない
「もっとよくできるはず」って思って延々と作業を続けていませんか?
時には「まあ、これでいいか」って妥協することも大切です。
完璧より、完了の方が価値があることも多いんですよ。 - 休憩時間を大切にする
休憩は「サボり」じゃありません。
むしろ、生産性を上げるための重要な時間なんです。
短い休憩を定期的に取ることで、集中力が維持され、結果的に効率アップにつながります。
(でもスマホはNG) - 小さな成功を祝う
大きな目標を達成するまでモチベーションを維持するのは難しいもの。
だから、途中の小さな進歩や成功を自分でしっかり認めて、祝うことが大切です。
「よくやった!」って自分をほめてあげましょう。
これらのコツを意識しましょう。
少しずつ日常に取り入れていけば、きっと人生がもっと楽に、でも充実したものになるはずです。
エフォートレス思考で人生が変わる?
ここまで読んで、「へー、面白そうだけど、本当に効果あるの?」って思った人もいるかもしれません。
確かに、長年染みついた「頑張る=良いこと」という考え方を変えるのは、最初は違和感があるかもしれません。
でも、考えてみてください。
今まで「頑張れば頑張るほど、前に進むのが難しくなる」って経験、誰にでもありますよね。
「本当は、何もかもがそんなに大変である必要はない。頑張ってもうまくいかないなら、別の道を探したほうがいい。」
この言葉、めちゃくちゃ勇気づけられませんか?
「別の道」を探すこと、それもエフォートレス思考なんです。
もちろん、一朝一夕で人生が劇的に変わるわけじゃありません。
少しずつでも、この考え方を取り入れていけば、きっと変化は訪れるはずです。
- 仕事の効率が上がって、残業が減る
- ストレスが減って、心にゆとりができる
- 大切な人との時間が増える
- 新しいことにチャレンジする余裕ができる
こんな風に、少しずつですが、確実に人生の質が上がっていくんです。
個人的Q&A
Q1: 要するに「楽をする」ってことじゃないの?
そうじゃないんです。
「エフォートレス思考は、怠惰なやり方ではない。スマートで正しい生き方だ。」
つまり、ただ楽をするんじゃなくて、効率よく成果を出す方法なんです。
Q2: 人生って努力しないと何も得られないんじゃない?
確かに、努力は大切です。
でも、闇雲な努力ではなく、賢い努力が必要なんです。
「いちばん重要なことを、いちばん簡単なやり方でやる。そうすれば、余裕で思い通りの成果が出せる。」
要は、効果的な努力の仕方を学ぶってことですね。
Q3: 何か特別なスキルが必要?
特別なスキルは必要ありません。
むしろ、今までの「頑張る=良いこと」という固定観念を少し柔軟にすることが大切です。
本書には次のような効果が期待できると書かれています。
・「我慢」が「楽しい」に変わる
・最適なペースを見つけられる
・複雑なプロセスが驚くほどシンプルになる
・一度の意思決定で、未来の無数の選択を省略できる
・さまざまな問題を未然に防げる
・人づきあいのストレスが減る
これらはすべて、日々の小さな変化から始められることばかりです。
まとめ:エフォートレス思考で、もっと楽に、もっと豊かに
さて、長々と書いてきましたが、エフォートレス思考の本質は実はすごくシンプル。
「頑張りすぎない」こと。
でも、ただ頑張らないんじゃなくて、「賢く、効率的に頑張る」ってことです。
「エフォートレス思考は、怠惰なやり方ではない。スマートで正しい生き方だ。」
この言葉、しっかり心に刻んでおきたいですね。
最後に、みなさんに問いかけたいと思います。
今の人生、頑張りすぎてませんか?
もし、「なんだか疲れちゃったな」って感じているなら、エフォートレス思考を試してみる価値は大いにあります。
今日からでも、小さなことから始めてみましょう。
「まあ、やらなくてもいいかな」ってタスクを消してみるとか。
そんな小さな一歩から、きっと大きな変化が始まるはずです。
みなさんの人生が、もっと楽に、でももっと豊かになることを心から願っています。
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