こんにちは、いとう(@batatlife)です。
今回は、神田昌典さんの『非常識な成功法則』について、解説していきたいと思います。
この本、タイトルからして攻めてますよね。
でも、中身がまた素晴らしい。
常識をガンガン覆していくんです。
「悪」の感情から始まる成功
さて、あなたは「成功するためには前向きな気持ちが大切」なんて言葉、聞いたことありませんか?
でも、神田さんはこう言います。
成功は「悪」の感情から始まる
えっ、ほんとに?って感じですよね。
でも、ちょっと考えてみてください。
人って、本当に困ったときや苦しいとき、どうしても変わらなきゃいけないって思いませんか?
例えば、僕自身の話。
高校入学後はずっとダラダラ過ごしてて、勉強や部活を全くしなかったんです。
そんな僕が高校2年生になって感じたのは、「このままじゃマズイ!」っていう危機感。
言ってみれば、自分の現状に対する「怒り」や「嫌悪感」みたいなものです。
高卒で就職する予定なのに、「こんな成績じゃ大手企業に応募すら出来ないじゃないか!」って自分を責めました。
これって、まさに神田さんが言う「悪」の感情じゃないでしょうか。
この感情が僕を奮い立たせて、必死で勉強して、最終的には学年1位&大手企業に就職できたんです。
つまり、「悪」の感情って、変化のきっかけになるんですよ。
「このままじゃダメだ!」って思えることが、実は成功への第一歩なんです。
やりたくないことを探せ!
次に出てくるのが、これまたびっくりする言葉。
まずはやりたくないことを探せ!
普通、「夢を追いかけろ」とか「やりたいことを見つけろ」って言われますよね。
でも、神田さんは逆をいくんです。
これ、実は結構理にかなってるんですよ。
だって、人間って「やりたくないこと」の方がハッキリしてるじゃないですか。
「営業だけは絶対やりたくないわ」みたいな。
でも、そこからが大事なんです。
なぜやりたくないのか、深掘りしてみる。
そうすると、意外と自分の本当にやりたいことが見えてくるんです。
例えば、さっきの「営業やりたくない」って思いを掘り下げてみると、「人と直接話すのが苦手」とか「数字に追われるのがストレス」みたいな理由が出てくるかもしれません。
そこから逆算すると、「データ分析の仕事がいいかも」とか「クリエイティブな仕事に向いてるのかな」みたいな、自分の適性が見えてくるんです。
つまり、やりたくないことを知ることで、自分の本当の望みが見えてくる。
これ、めちゃくちゃ大事なポイントですよ。
嫌な客には頭を下げるな!
さて、ここからは仕事の話。
神田さん、こんなことも言ってます。
嫌な客には頭を下げるな!
おぉ、過激ですね。
実はこれ、「自分を大切にしろ」ってメッセージなんです。
よく「お客様は神様です」なんて言いますよね。
これは、顧客に対して最大限の敬意と感謝を表す「店側の言葉」です。
ところが、「客側の言葉」と勘違いをしている人により、従業員は我慢することが多いですよね。
でも、考えてみてください。
そういうお客さんって、他の良いお客さんを遠ざけてしまうんですよ。
従業員のモチベーションも下がるし、結果的に店の雰囲気も悪くなる。
これって、ビジネス的に見てもマイナスでしかないですよね。
神田さんが言いたいのは、そういう状況では毅然とした態度を取れってことなんです。
「申し訳ありませんが、そういったご要望にはお応えできません」って、はっきり言うことも大切なんです。
これ、実は自分の価値を守ることにもつながるんですよ。
自分や自分の仕事に誇りを持つこと。それが、長い目で見たら成功につながるんです。
お金を溺愛する
最後に、ちょっとビックリする言葉。
お金を溺愛する
えぇ、拝金主義なの?って思った人もいるかもしれません。
でも、違うんです。
神田さんが言いたいのは、お金に対する健全な関係を築けってことなんです。
多くの人って、お金に対してネガティブな感情を持ってませんか?
「お金がすべてじゃない」とか「お金に執着するのは良くない」とか。
確かに、お金が全てじゃありません。
でも、資本主義社会を生きる僕らにとって、お金は重要な役割を果たしているんです。
つまり、お金を「溺愛する」とは、お金との付き合い方を学べってことなんです。
収入を増やす方法を考えたり、賢く投資したり。
そうやってお金と上手に付き合うことで、自分のやりたいことにもっと時間とエネルギーを使えるようになるんです。
まとめ
さて、ここまで神田さんの『非常識な成功法則』を見てきました。
どうでしたか?最初は「えっ?」って思うようなことばかりでしたよね。
でも、よく考えてみると、これらの「非常識」な考え方には、深い洞察が隠れているんです。
- 「悪」の感情を活用する:現状への不満を変化のエネルギーに変える
- やりたくないことから始める:自分の本当の望みを逆算で見つける
- 嫌な客には頭を下げない:自分と自分の仕事の価値を守る
- お金を溺愛する:お金との健全な関係を築き、自由を手に入れる
これらの考え方、確かに一般的な成功哲学とは違います。
でも、だからこそ効果があるんじゃないでしょうか。
ただし、これは決して「悪いことをしろ!」とか「自分勝手に生きろ!」って言ってるわけじゃないですよ。
あくまで、自分の中にある本当の力を引き出すための方法なんです。
最後に、もう一度神田さんの言葉を引用しましょう。
成功は「悪」の感情から始まる
この言葉、最初は違和感があったかもしれません。
でも今はどうでしょう?
何か新しい視点が見えてきませんでしたか?
人生って、時には「非常識」なことにチャレンジする勇気も必要なんです。
もしかしたら、あなたの中にも「非常識」な考えがあるかもしれません。
それ、実は素晴らしいアイデアかもしれないんですよ。
今日からちょっとだけ「非常識」になってみませんか?
そこから、あなただけの成功への道が開かれることを応援しています。
では、また次回。
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