こんにちは、いとう(@batatlife)です。
今回は、スペンサー・ジョンソン著『頂きはどこにある?』についてお話しします。
この記事では、本書の主要なメッセージを理解し、あなたの人生に適用できるよう構成しました。
自分だけの「頂き」を見つけること、目標設定の重要性、困難の乗り越え方、そして旅の過程を楽しむことなどのテーマを解説していきます。
「頂き」って何?
まずは、この本のタイトルにある「頂き」について考えてみましょう。
ここでいう「頂き」は、単なる山の頂上じゃないんです。
僕たちの人生における目標や夢、達成したいことの象徴なんです。
仕事での成功かもしれないし、幸せな家庭かもしれない。
人それぞれ、自分にとっての「頂き」があるんですね。
「頂きとは、あなたが人生で最も大切だと思うものです」
なるほど。
じゃあ、あなたの「頂き」は何ですか?
手を止めて、ちょっと考えてみてください。
(僕の場合は「妻子」です)
物語のあらすじ
さて、この本の主人公は若い男性。
彼は自分の人生に行き詰まりを感じていて、「本当の成功って何だろう?」と悩んでいます。
そんな時、不思議な老人に出会うんです。
この老人が、主人公を「頂き」を探す旅に導いていきます。
面白いのは、この旅が実際の山登りじゃなくて、心の旅なんです。
主人公は、自分の内面と向き合いながら、人生の真の意味を探していくんです。
自分の「頂き」を見つける
この本で一番大切なメッセージの1つは、「自分だけの頂きを見つける」ということです。
「他人の頂きを登ろうとしても、自分の人生に満足することはできない」
これ、めちゃくちゃ重要だと思いません?
僕たちって、つい周りの人と比べちゃいますよね。
友達が大企業に就職したら羨ましくなったり、SNSで見知らぬ人の華やかな生活を見て落ち込んだり…。
でも、それって本当に自分が望んでいることですか?
他人の成功や生活に惑わされず、自分の価値観や目標をしっかり持つことで、満足感や幸福感を得ることができると思いませんか?
つまり、自分の「頂き(人生で最も大切だと思うもの)」を見つけることが、最終的には一番の幸せに繋がるのです。
目標設定の大切さ
「目標を持つことで、人生に方向性が生まれる」
これって、すごく実践的なアドバイスだと思いません?
「何となく生きてる」じゃなくて、はっきりとした目標を持つことで、毎日の行動が変わってくるんです。
例えば、「健康になりたい」っていう漠然とした思いと、「3ヶ月後のハーフマラソンに出場する」っていう具体的な目標。
どっちが行動に結びつきやすいでしょう?
具体的な目標があれば、トレーニングのスケジュールも立てやすいし、日々の食事にも気をつけるようになりますよね。
困難を乗り越える
「頂き」を目指す道のりは、決して平坦じゃありません。
「困難は、あなたを強くするためにある」
困難って、その時は辛いけど、振り返ってみると大切な学びの機会だったりするんですよね。
「あの時の苦労があったから、今の自分がいる」ってやつです。
生きていれば「なんでこんなに大変なんだ?」って思うときがあると思います。
でも、その瞬間が過ぎ去った後、必ず何かを得ているはずです。
例えば、失敗から学んだ新しいスキルや、自分の限界を知ることで得た自信。
僕たちが自分の「頂き」を目指す過程で直面する困難は、ただの障害じゃなくて、一種のトレーニングみたいなものなんです。
山を登るとき、途中で岩があったり、急な斜面があったりしますよね?
でも、その一つ一つを乗り越えることで、山頂にたどり着いた時の喜びが倍増するんです。
だからこそ、困難に直面した時こそ、自分が強くなっている証拠だと思ってください。
そして、その経験が必ずあなたの「頂き」への道を照らしてくれるはずです。
旅の過程を楽しむ
この本のもう1つの重要なメッセージ。
それは「頂き」に到達することだけが全てじゃないってこと。
「頂きを目指す旅そのものが、人生の喜びとなる」
目標達成も大切だけど、そこに至るまでの過程も同じくらい大切なんです。
例えば、ダイエットを考えてみましょう。
「5kg痩せる」っていう目標を達成したら、それで終わり?
違いますよね。
健康的な食生活や運動習慣を身につけるプロセスこそが、実は一番価値があるんです。
自分だけの「頂き」を目指そう
『頂きはどこにある?』は、シンプルな物語の中に、人生の深い教訓がぎっしり詰まった本です。
自分だけの「頂き(人生で最も大切だと思うもの)」を見つけ、それに向かって歩んでいく。
その過程で困難にぶつかっても、それを成長の機会として捉える。
そして、目標達成だけでなく、そこに至る旅そのものを楽しむ。
さあ、あなたも自分だけの「頂き」を探す旅に出かけませんか?
きっと素晴らしい発見があるはずです。
あなたの「頂き」への旅が、充実したものになりますように。
では、また次回。
スペンサー・ジョンソン著『頂きはどこにある?』
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